すずめと地蔵さんと案山子さん

 むかし、むかし大きな山の麓に小さな村がありました。

そこには、元気な、元気な、これまた小さいすずめがおりました。名前はチュンタローと言います。ある日のことです。いつものようにあっちへ~こっちへ~と跳び歩いてるうちに、いつのまにか村のはずれまで来てしまいました。「あれっ?あれっ?」まわりを見るといつもの景色とは違っていました。「わぁ~たいへんだーかあちゃんに叱られる~」と羽をパタパタさせていました。「これ、これそこのお方どうかなされたのかいの~」と何やら草むらから声が聞こえてきます。「だれ?
どこにいるんですか?」「ホーホッホ」ここじゃよ。声のするほうへチュンタローはそろりそろり歩いてゆきます。
   続く・・・